「燻したような香り」を初めて飲んで驚いた、という体験はアイラ島ならでは。その香りの正体と、蒸溜所ごとの個性を見ていきましょう。
麦芽を乾燥させる工程で、燃料にピート(泥炭)を使うと、煙の香りが麦芽に付着します。アイラ島は泥炭が豊富なうえ、海風にさらされた燃料を使うため、独特の燻製・潮の香りが生まれます。この香りが「ピーティ」「スモーキー」と呼ばれる味わいです。
薬品・ヨードを思わせる強力な個性。刺激的な海の香りと、あとに残る甘みのギャップが魅力です。 キーワード:強いピート・ヨード
燻製・貝殻の焼けるような印象を持つ、泥炭感強めの元祖的な存在。力強さと果実味(柑橘)を併せ持つのが特徴です。 キーワード:燻製・柑橘・濃厚
滑らかに熟成された深いスモーク。燻製の香りとフルーティな甘さが長く続く、厚みのある味わいです。 キーワード:深いスモーク・甘み
ピート不使用の通常ライン(軽やか)から趣向を凝らしたピーティな別ラインまで、多彩なラインナップを持つ実験的な蒸溜所です。 キーワード:多彩・個性派
ほのかなスモークと澄んだフルーティさを同居させた、飲みやすいアイラの入門的存在です。 キーワード:ほどよいスモーク・軽やか
最初は「海の香りが苦手かも」と思う人も、慣れると虜になる、いわゆる「沼」です。まずは強すぎない1本から試して、自分に合うピートの強さを見つけるのがおすすめです。