甘くどっしり、わくわくするアメリカンウイスキー。スコッチや日本とは違う楽しさに触れてみましょう。
アメリカで「バーボン」と呼ばれるためには規則があります。主なポイントは、原料の半分以上をトウモロコシ(コーン)で造り、内側を焼いた新しい樽で熟成することです。これによりバニラ・キャラメル・甘いコーン感が生まれます。
テネシー州で造られるウイスキーは、バーボンと同じ製法に加え、カエデ炭でろ過する(チャコールメローイング)工程を経ることが特徴です。これにより、さらに滑らかでまろやかな味わいになります。
ジャックダニエルに代表されるテネシーの滑らかさ、バーボンの「ヴァン・ウィンクル」「バッファロートレース」などプレミアム系の複雑な甘さまで、銘柄ごとに個性は豊かです。
トウモロコシ以外の「副原料」にライ麦(ライ)を使うとスパイシーに、小麦(ホイート)を使うと柔らかく飲みやすくなる、といった味わいの変化も楽しめます。ライをつかった味の強いものは「ライウイスキー」と呼ばれ、また一味違った表情を見せます。
バニラ・キャラメルの甘さは、ロックでもハイボールでも豊かに香ります。燻製やチョコレートなどの料理とも相性がよく、気軽に合わせられるのも魅力です。